SDV時代の自律運転オープンソースとアジャイル手法
グローバル対応のためのTIER IVと韓国の協力
2024년 07월호 지면기사  / written by Jeonggyu Park, Adjunct Professor at the KAIST I&TM



INTERVIEW Shinpei Kato                     TIER IV
加藤真平 CEO/CTO

 
5月中旬KAIST朴正圭 兼職教授東京大学自動運転オープンソースソフトウェアAutowareのグローバル展開推進するThe Autoware Foundation理事長であり日本自動運転スタートアップTIER IV創業者である加藤真平CEO自動運転およびSDVをめぐるグローバル動向らのポジションと戦略韓国との協業についていたそれをおえする<編集者注>
 
朴正圭(パク・ジョンギュ)現KAIST技術経営専門大学院 兼職教授

 
加藤真平 ティアフォー創業者、CEO兼CTO
2008年慶應義塾大学大学院で工学博士号を取得後、渡米。カーネギーメロン大学、カリフォルニア大学にて研究員を務め、2012年に名古屋大学准教授に就任。自動運転ソフトウェア「Autoware」を開発し、2015年にオープンソースソフトウェアとして公開。2016年から東京大学准教授、2023年より特任准教授。2018年にはオートウェアの普及を推進する国際業界団体を設立し理事長に就任。

朴正圭(パク・ジョンギュ)現KAIST技術経営専門大学院 兼職教授
1968年生まれ。漢陽大学機械工学科卒業、韓国科学技術院(KAIST)機械工学科修士、京都大学精密工学科博士、ミシガン大学訪問学者/起亜自動車中央技術研究所研究員、京都大学精密工学科助手、LG電子生産技術院、現代自動車産業研究所・海外工場支援室勤務、漢陽大学未来自動車工学科兼任教授を歴任。/ 訳書 《半導体超進化論》 《実践モジュラー設計》 《モノづくり》など。

 


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Q1) パク・ジョンギュは韓国自動車業界分析する仕事をしておりKAIST技術経営専門大学教授として講義もしています本日ティアフォーのCEOである加藤真平さんに自動運転技術する々な質問をしますまずティアフォーについて紹介してください。
 
A1) ティアフォーは自動運転する事業をオープンソース戦略展開している日本のスタートアップ企業です通常自動運転技術開発自動車のソフトウェアとハードウェアの部品企業独自開発する垂直的方法われます
 
ティアフォーでは垂直的ではなくオープンで水平的方法採用していますオープンソースのソフトウェアとハードウェアを活用して自動運転技術開発この技術々な車種適用できるようにしていますこれによりタクシーバストラックなどなる車種必要自動運転技術迅速開発することができます
 


Q2) 米国中国では自動運転きな投資っていますが日本では比較的投資規模さいです米国中国企業なるティアフォーの差別化戦略何ですか?
 
A2) ティアフォーは自動運転技術開発にオープンソースソフトウェアであるAutoware活用していますAutowareには米国中国欧州世界中のコミュニティが開発した技術統合されていますコンピューターのLinuxAutoware自動運転のオープンソースソフトウェアです
 
日本だけでなく米国中国企業Autoware機能使うことができますごとに使機能多少いはありますが全体像ています
 
自動運転技術基盤はロボット工学のルールベースでありここにAIとデータベース技術めると技術全体大部分をカバーすることができますさらにコネクテッドのようなエッジケースもありこの技術統合するのがコンピューターサイエンスですこのように根幹となる技術はどのでもじだといます
 


Q3) 自動車業界でオープンソース戦略るティアフォーではどのように収益しているのでしょうかすべての技術をオープンにすればくの利用できますが収益るのはしいです一方技術自社だけで活用すれば利用するが減る可能性があります。
 
A3) ソフトウェアをオープンソースにする方法以前からありLinux代表的ですGoogleAppleLinux活用してビジネスをしています自動運転きなシステムの中核にオープンソースがありその周辺々なビジネス機会存在します
 
中核技術開発できるのはられた大企業のみですこの技術をオープンソースとして公開すればよりくの利用できるようになりたなビジネス機会まれますえばソフトウェアの検証妥当性確認サブスクリプションサービスなどのビジネスがまれ自動運転必要なセンサー開発のビジネスも創出できます
 
 
 
Q4) 自動車のソフトウェアが価値創出ハードウェアが価値しにくい時代になり最近自動車メーカーはサブスクリプションサービスの提供検討しています自動車メーカーはどのようなサービスをることができるのでしょうか?
 
A4) 過去IBMNEC富士通などの会社がメインフレームをそのWindowsLinuxのようなソフトウェアが登場IT業界のビジネスモデルがきくわりましたがIBMでも利益しています自動車メーカーにとってもくのしいビジネスモデルがあるといます
 
自動車メーカーがみは検証妥当性確認ができシミュレーションとテストで膨大なデータを保有できることですえばソフトウェアがアップデートされるたびに自動車メーカーはシミュレーション検証妥当性確認作業わなければなりません
 
自動運転ソフトウェアは一般化されてきているので自動車メーカーにとって価値すのは検証妥当性確認になるでしょうまたこれらの技術基盤としたサブスクリプションサービスを展開することで持続的収益ることもできるでしょう
 






Q5) 数年前までは自動運転実現性きいとわれていましたが現在では現実的観点から自動運転開発スピードをとしレベル2からしレベルをげる方向わりました今後自動運転展望についてどのようにえていますか?
 
A5) 乗用車自動車メーカーにとって主要車種であり自動運転機能段階的強化する方法採用され現在はまだレベル2よりにはしていません乗用車一気にレベル4自動運転実装できるという以前えはではしいとわれています
 
一方タクシーバストラックなどの商用車B2CではなくB2Bであるためレベル4自動運転実現しやすく自動運転技術比較的大きくえることが可能ですロボットタクシーはすでにサンフランシスコと中国運用されておりバスもある程度自動運転可能状態です
 
つまりB2Cではレベル2自動運転B2Bではレベル4自動運転展開されています一方Teslaはレベル2から4乗用車自動運転のレベルをめています
 


Q6) Teslaはカメラだけで自動運転実現しています最近北京モーターショーでは中国くの車種LiDAR搭載していましたトヨタも来年発売予定のコンセプトカーにLiDAR搭載しています最近TeslaLiDAR使実験しているという記事ましたがTeslaLiDAR使用するといますかまたティアフォーはLiDAR使用していますか?
 
A6) ティアフォーの場合カメラだけでも自動運転実現できますしLiDARだけでもできますまたユースケースによってはカメラLiDARレーダーをわせることも可能です
 
過去TeslaしをみるとTesla高性能LiDARであれば使用するだろうとえています今後Tesla展開するサービスにはLiDAR搭載されているかもれませんMobileye以前はカメラだけを使用していましたが数年前からLiDAR導入しています
 


Q7) TeslaLiDAR導入することはトヨタやホンダのような日本自動車メーカーが価格車種にはLiDAR使用一般的価格車種にはLiDAR使用しないことと方針なのでしょうか?
 
A7) Teslaはソフトウェア定義型自動車Software-Defined VehicleSDV採用しているためLiDAR搭載有無きく影響しません必要じてLiDAR搭載めることができます一方日本自動車メーカーはSDVけたアプローチはっていますがまだLiDAR搭載した車種としていない車種最初からけて企画して生産しなければいけません
 






Q8) トヨタのe-Palette自動運転システムを開発したのはティアフォーとわれていますこのシステムを開発することになったきっかけはですか?
 
A8) 現在SDVという用語一般的使われていますが5年前まではしい概念でした当時e-Paletteのプロジェクトは12年以内開発完了しなければいけない状況でした
 
トヨタは伝統的自動車業界一般的なウォーターフォール方式自動車開発してきましたこの方式では最初企画完了させその開発めるので企画1かかることもあります一方ソフトウェア定義開発ではアジャイル方式使企画開発同時めます
 
その結果ウォーターフォールなら4ほどかかるプロジェクトをティアフォーがアジャイル方式採用2完成させましたこのようなティアフォーの開発能力とアジャイル方式e-Palette自動運転システムの開発につながりました
 


Q9) 自動車には機械電子ソフトウェアなど々な要素がありますがある部分はウォーターフォール方式ある部分はアジャイル方式開発するなど開発方法けることが適切なのでしょうか?
 
A9) アジャイル方式をうまく適用するには企業組織構造っている必要があります何千人何万人社員がいる大企業最初からアジャイル方式導入しようとするとコミュニケーションの過程混乱発生する可能性がありますそのため大企業ウォーターフォール方式使用して事前業務手順めてからめることがましいです一方200300規模さい企業アジャイル方式効果的適用することができます
 
したがって自動車開発においては企業規模特性じてウォーターフォール方式とアジャイル方式選択することがましいとわれます
 


Q10) 自動車業界ではサプライヤーをティア1ティア2ティア3という用語使ってします一般的には自動車開発自動車メーカーと直接取引するティア1サプライヤーがありティア2またはティア3サプライヤーとしてソフトウェア会社がありますしかし最近ティア0.5という用語てきました代表的としてVolkswagenはソフトウェア子会社であるCARIAD設立しましたがそのContinentalのソフトウェア子会社であるElectrobit採用していますElectrobitVolkswagenにソフトウェア製品とエンジニアリングサービスを提供Volkswagen がそれを1次部品会社える業務めています 今後自動車業界でティア0.5のようなソフトウェア会社役割についてどのようにえていますか?
 
A10) ティア0.5だけでなくMobileyeスーパーティア1という用語使っておりにもテック企業という用語使われていますこれらの用語従来自動車メーカーやティア1サプライヤーが遂行しにくい役割うソフトウェア会社意味ます
 
ティアフォーはこれらティア0.5スーパーティア1テック企業分類することができますMobileyeとティアフォーはにテック企業としての役割遂行していますがMobileyeはクローズドであるのにティアフォーはオープンソース方式採用しているいます
 
e-Palette自動運転システムの開発時クローズドで結果だけを提供するのではなくオープンソースで作業内容成果物をトヨタに提供できましたオープンソースであれば成長しながら信頼関係構築することができます


 
Q11) 毎回新しいものを開発して提供するやりではティアフォーのようなテック企業業務遂行苦労するのではないでしょうか?
 
A11) ずしもそうではありませんバストラックタクシーでも自動運転必要基本的技術80はほとんどじですりの20をお客様要件わせてたに開発すればいいのでそれほどしいことではありません
 
 
 




Q12) 中国BaiduApolloという自動車用オペレーティングシステムOperating SystemOS開発しましたがこれについてどうえていますか?
 
A12) Baidu当初Autoware活用自社のニーズにわせて修正改善していました実際オープンソースは特定企業所有物ではないのででも自由使うことができます
 
えばAndroidLinuxをベースにスマートフォンに最適化して開発されたオープンソースのOSですBaiduApollo当初Autowareをベースにられたオープンソースプロジェクトでした
 
しかしBaiduのビジネスモデルは垂直統合自動車製造まで直接対応しようとする姿勢られます一部はまだオープンソースとして公開されていますが3年前からApolloくの部分がブラックボックスされました
 


Q13) Foxconn電気自動車生産んでいますがどのような進捗状況でしょうか?
 
A13) Foxconn主導するMIHMobility in Harmonyのプロジェクトには電気自動車のエコシステムを構築するためのコンソーシアムがありティアフォーはこのプロジェクトにAutowareOSとして提供しています
 
Foxconn当初多様電気自動車車種網羅する事業方向性調整現在中東市場焦点てて事業推進しようとえているようです
 


Q14) 最近中国モーターショーでXiaomi発表したSU7注目をあびています中国電気自動車業界とソフトウェア業界についてどのようにえていますか?
 
A14) 中国自動車業界最大特徴その規模ですくの中国企業完成車だけでなく部品まで自社生産する傾向がありますBYD代表的企業ですがHuaweiではそれ以上々な部品生産しています
 
またソフトウェア技術でも非常水準にオープンソースできな発展げていますHuaweiHarmony OS開発自動車やスマートフォンなど々な分野適用しているのがです
 
中国電気自動車業界とソフトウェア業界両方規模技術力急速成長しておりにオープンソースでの発展顕著であるといます
 






Q15) ティアフォーが韓国企業国策遂行する予定だときましたが今後自動運転韓国日本協力できる部分はどこでしょうか?
 
A15) 韓国市場規模えると自社でソフトウェアを開発する垂直的方式では米国中国競争することはしいとわれますそのため韓国もオープンソース戦略ることが有益だと判断されたようです
 
日本ではすでに自動車用OSをオープンソースで開発基盤構築してきたのでこの部分韓国協力できる可能性十分あるといますティアフォーが韓国企業のパートナーにばれたのもこのような背景からているといます
 
The Autoware Foundationという組織がありますが台湾いて韓国でも発足する予定です自動車わる複数企業協議めています
 
これに関連してティアフォーは京畿道開催されるイベントに参加これを韓国企業との協業具体化することができると期待しています
 




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